不倫相手に対してやってはいけないこと

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1.不倫が発覚したらまずは冷静になりましょう

不倫をされると怒り心頭の状態になることはやむを得ない事です。
幸せだった家庭を崩壊させられたのですから怒りを感じるのは当然です。
しかしながら怒りのままに行動してはいけません。
怒りのままに行動をすると、それは自分自身の人生を壊してしまったり、相手に大きな武器を与えることになりかねません。

2.相手の家や職場に怒鳴り込んではいけません

不倫相手の家や職場に直接乗り込んではいけません。
許可もないのに家に上がり込めば不法侵入になりますし、その人の職場で不倫の事実を言いふらせば名誉棄損になります。
このほか、「殺してやる」などと言ってしまうと脅迫罪になります。
怒りの赴くままに行動をすると、犯罪行為につながりやすくなります。
会うのであれば、喫茶店など第三者の目がある場所が望ましいです(そうすることによって自分を抑えやすくなります)。
それが難しければ自分の自宅に呼ぶというのも手でしょう。

3.相手の親など、親族に対して慰謝料を請求してはいけません

子どもの責任は親の責任、と考えられる方もいるかもしれません。
しかしながら不倫をした人の責任はあくまでもその人にあります。
親など親族に対して慰謝料請求をしても、支払義務はありません。
やりすぎれば強要罪になるおそれがあります。
もちろん、法的には支払義務はないものの、事実上、親が慰謝料を支払うということはあるでしょうが、それは強要できる類のものではないことに注意されてください。

4.やりすぎると相手に武器を与えたり、自分の人生を破滅させることになる

不倫相手を許せないという気持ちを抱くのは当然のことです。
だからこそ弁護士に依頼をして慰謝料請求というかたちでぶつけるべきなのです。
怒りに身を任せてしまうと、刑事事件になってしまうおそれがあります。
不倫の被害者なのに逮捕されることほど馬鹿なことはありません。
逮捕などされてしまえば、もう相手の勝ちだと思ったほうが良いです。
逆に慰謝料などを支払わなければならなくなります。
すぐに逮捕されなくとも、こちらが刑事事件になるようなことをしたというのは、相手に大きな武器を与えてしまうことになります。

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